陰陽五行説とは?わかりやすく、やさしく解説します*
こんにちは、
風水師・数秘鑑定士のRico.です。
今日は、風水の基本である
陰陽五行説について。
『陰陽五行説』、聞いたことはあるけど
詳しくは知らない…という方も多いですよね。
私も風水師の勉強をするまでは、
あまり深く分かっていませんでした^^;
ですが、この理論をサラっとでも知っておくと
風水をより身近に感じる事ができ
生活にすんなり取り入れることができます。
つまり、より運気が上がりやす環境に
整える事ができるのです。
今日は『陰陽五行説って何?』
『読み方もわかんない…』という方にも
わかりやすく解説しますね♪
陰陽五行説とは?
風水の基本である、「陰陽五行説」。
読み方は「いんようごぎょうせつ」です。
(おんようごぎょう、いんようごぎょうしそう等と呼ばれる事も)
陰陽五行説は、
自然のめぐり、人体のしくみなど
あらゆる現象を説明するのに
用いられる理論です。
そもそも、
「陰陽説」と「五行説」は別のもので
それぞれは異なる思想でした。
●自然界のすべては「陰」と「陽」のように、
対になって成り立つと説いたのが『陰陽説』
●自然界のすべては、
「木」「火」「土」「金」「水」の
五要素に由来し、それぞれは影響し合いながら
循環していると説いたのが『五行説』
この2つの思想が合わさり、
陰陽五行説となったのです。
陰陽説とは?
陰陽説は、
物事を2つの対にして表しています。
例えば、【陰↔︎陽】をはじめ
【冷↔︎熱】【女↔︎男】【柔↔︎硬】などです。
自然界のすべては陰と陽の2つに別れており、
一方がなければもう一方も存在しない。
この考え方を陰陽説といいます。
ここで大切なことは、陰陽は
バランスの概念ということ。
どちらかが正しい、間違っているとか、
優れている、劣っているという分類ではなく、
どちらともに必要であるということです。
五行説とは?
五行説は、物事を五つの元素
(木・火・土・金・水)に当てはめる事ができ
それらはお互いに影響し合いながら
循環していることを説いています。
図のように、
隣同士の要素は高め合う関係
→【相生(そうじょう)】
「水」を吸い「木」が育ち、
「木」を燃やすと「火」が栄え、
綺麗に循環していきます。
向き合った要素は弱め合う関係
→【相克(そうこく)】
「水」は「火」を消してしまい、
「木」は「土」から養分を吸い取ってしまう為
一見良くないことのように思われますが、
相克はバランスを取る為に
抑制して調節する関係であり
悪というわけではありません。
木・火・土・金・水で表すものは?
五行説では、自然界のすべてを
五つの要素に当てはめ分類しています。
図のように、
当てはまる食材で相生効果を生み
体を整えて巡りを良くする事もできます。
身近な陰陽五行説
私たちの暮らす日本では、
様々なことに陰陽五行説が使われており、
実はあなた自身も気づかずに取り入れていたりします^^
古代中国春秋戦国時代(キングダムの時代ですね)
に生まれた陰陽五行説は、
飛鳥時代に日本に伝わり、
日本の生活には欠かせない思想でした。
元々は政治に使われる事が
多かった陰陽五行説ですが
一般の人々の年中行事にも
影響を与えていきます。
例えば、
お正月には【木】と【火】の気を高めるために
門松を飾り、どんど焼きをしたりしますし、
お盆の灯籠流しでは、陰陽のバランスを取る為
火を灯した舟を川に浮かべ流すなど。
みなさん、一度は触れたことのある
行事ではないでしょうか?
知らず知らずのうちに
私たち日本人の文化や思想に
影響を与えているのが陰陽五行説なのですね。
まとめ
陰陽五行説って、
なんだか難しそうな字面ですが
陰陽説・五行説、それぞれ分解すると
とてもわかりやすくなります。
意味がわかると
風水がより楽しくなりますし
取り入れてみようかな♪
という気持ちになりますよね^^
ぜひ、この陰陽五行説を元に
あなたの身近な環境を整えて
運気を上げていきましょう。